たばこを吸っている人と吸っていない人の体調面で考えますと、吸っていない人は健康な人が多いです。たばこが身体に与える害は色々とありますので、長生きしたいと考えるならば禁煙した方がいいです。それでは禁煙についてお話していきます。

禁煙する男性と長生きする夫婦のイラスト

受動喫煙の被害をなくすため全面禁煙の場所が増加

最近「就業中はすべて完全禁煙とする」と発表した大手企業が現われました。会社の中では、かつてはどこでもタバコを吸っていましたが、勤務時間中に喫煙スペースにタバコを吸いに行く時代になり、そして今では、受動喫煙の問題が広がってきたこともあって、すべて完全禁煙という時代に入ってきました。また、自社の社員だけの事ではなく、客が訪れる大手ファストフード店でも去年から完全禁煙店を始めるようになりました。これは、駅周辺や繁華街を条例で全面禁煙にする自治体が増えてきたため、そもそもそういうエリアにある事が多いファストフード店もそうなってきたためとも考えられます。公共施設、鉄道、病院なども全面禁煙のところが増えていますが、最近では、どちらかというと自由にタバコを吸えるイメージが強い居酒屋やパチンコ店でも全面禁煙の店が現われています。この傾向はますます広がってくると思われます。これは、受動喫煙の被害がいろいろと研究され始め、発表されてきていることとも関係があります。以前でも、「健康のためにタバコはやめた方がよい」と言われてはいましたが、それはあくまで吸っている本人のためでした。しかし、受動喫煙が報道され始め、実は副流煙によって、吸っている本人よりも周りの方がニコチン、タール、COなどが数倍も高いことがわかってきたことなどもあり、むしろ周りの人のために建物や施設の禁煙が不可欠だと考えられるようになってきたのです。受動喫煙の被害は急性と慢性に分けることができます。急性の場合はのどの痛み、せき、頭痛、吐き気などで、慢性の場合は呼吸器の疾患はもちろんですが、それだけではなく身体中に悪影響があり、脳や心臓の病気の原因になることまで明らかになっています。受動喫煙の被害をなくすために、これからも全面禁煙は広がっていきます。