たばこを吸っている人と吸っていない人の体調面で考えますと、吸っていない人は健康な人が多いです。たばこが身体に与える害は色々とありますので、長生きしたいと考えるならば禁煙した方がいいです。それでは禁煙についてお話していきます。

禁煙する男性と長生きする夫婦のイラスト

喫煙者は食道がんも多い、禁煙外来クリニックで治療

タバコの害というと、直接煙が通る口、のど、肺などが多いと思われがちですが、それらだけでなく全身の症状となって現れます。例えば食道は、煙に接触しないのではないかという気がしますが、実際は喫煙者の食道がんの割合はとても多く、非喫煙者の7倍とも言われています。さらに食道がんはお酒とタバコ両方をたしなむ人にも多い傾向がありますから、お酒の席でタバコを飲みながら何時間も過ごすような人は特に要注意です。一日も早く禁煙を始めなくてはいけませんが、食道をおかされるほどタバコを飲むような人は、すでにニコチンの依存の状態になっていると考えられますが、そうなっていますとすでに自分の意志だけでは禁煙できません。そこで必要なのが禁煙外来です。現在は全国の病院やクリニックに禁煙外来が設けられています。ちなみに病院とクリニックの違いは、入院用のベッドが20床以上あるのが病院、19床以下なのがクリニックです。クリニックは診療所、医院とも呼ばれます。禁煙外来はその名の通り外来で治療を行ないますので入院患者用のベッド数には影響されません。禁煙外来でよく用いられるのがチャンピックスです。これは飲み薬で、飲むとニコチンの代わりになる作用を持っています。タバコを吸うとその煙の中に含まれているニコチンが脳まで届きます。脳にあるニコチン受容体にニコチンが結び付きますとドーパミンを出します。快楽物質のドーパミンによって気分が良くなりそのあともタバコを吸い続けてしまい、やめられなくなってしまうわけです。これに対してチャンピックスも、飲むとまったく同じように脳のニコチン受容体に到達し、ドーパミンを出します。チャンピックスがニコチンと異なるのは出るドーパミンが少量だということで、その分離脱症状を軽減でき禁煙につなげていくことができるわけです。病院、クリニックでの治療は高い確率で禁煙できますから、少しでも早く始めることです。